きのは朝から寒くて、会場も先にエアコンを入れてくれていなかったので、温まるのに時間がかかりました。
設置温度を28度にしてやりました。
足先が冷えていると思うので、指を丹念に揉むことから始めたのですが、あまり暖かくなりませんでした。昔に比べれば、それでも暖かくなったようですが、やはり冷たいです。
会長は、老廃物がたまっているからだというのですが、それだけではないような気がします。
きのう、中心に据えたのは、ただ「ここ掘れワンワン」ということではなく、考えながら、感じながら揉むということです。ここを、揉みなさいというから揉むのではなく、感じてくれというわけです。棒の方向から強さ、持ち方、いろいろ工夫して変えてみる。そして、その違いを感じるということです。
自分の足で感じるということが、他人の足を揉むときの基本になります。
自分の感覚を相手の足に合わせていくことなのです。
これまで述べてきたことと矛盾するようですが、あまり頭先行で考えてはいけないのです。
実際、指導していても、順序を述べていても、勝手のところを揉んでいる方がいらっしゃいます。それはそれでいいので、自分の体がもとめているのですが、それだけでは揉み残しが出てきます。そこをカバーする意味で、一連の順序をお話ししています。
もうみなさん、手つきが初心者とは違ってきているので、そろそろ感じるほうに向かってほしいと考えています。